○議長(
名古屋保男君) 日程第2、第66
号議案から第68
号議案までを
一括議題といたします。 お諮りいたします。本案については、19名の
委員による
特別委員会で
審査いただきましたので、
委員長報告、質疑及び討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、本案については
委員長の
報告、質疑及び討論を省略することに決定いたしました。 これより第66
号議案から第68
号議案までの3件を一括して採決いたします。 本案に対する
委員会審査報告書は、お手元に配付のとおり認定すべきものであります。本案は
委員会審査報告書のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり認定されました。
△日程第3 議第80号
平成8年度
見附市
一般会計補正予算(第3号)
○議長(
名古屋保男君) 日程第3、第80
号議案を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
総務課長。 〔
総務課長 磯部七郎君登壇〕
◎
総務課長(
磯部七郎君) 議第80号
平成8年度
見附市
一般会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 ご承知のように9月27日に
衆議院が解散されまして、10月8日公示、20日投票という日程で総選挙が実施されることになりました。この
選挙執行のための経費につきまして、新たに
予算措置が必要となりましたので、急遽
本件補正予算をご提案申し上げるものでございます。 条文の第1条におきまして、
歳入歳出予算にそれぞれ 1,620万円を追加いたしまして、
予算の総額をそれぞれ 148億 7,700万円とするものでございます。 3ページの
事項別明細書をごらんいただきたいと思います。歳入といたしまして、県を通して配分される
交付金の額を 1,620万円と見込んでおります。 次に、4ページの歳出でございますが、
衆議院議員選挙費といたしまして、
交付金収入と同額の 1,620万円を計上いたしております。経費の
内訳等につきましては、
説明欄に記載のとおりでございます。ごらんをいただきたいと思います。 以上で説明を終わります。
○議長(
名古屋保男君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 18番、
佐藤数幸君。 〔18番
佐藤数幸君登壇〕
◆18番(
佐藤数幸君) 新しい
選挙法で初めて施行されるので、若干お尋ねをいたします。 私がお尋ねするのは、14節
使用料及び
賃借料と18節の
備品購入費に関連してお尋ねするものでありますが、10月20日は秋の行事の日程で、私が承知している
新潟小学校でも
文化祭で使用されて、
投票所が公民館で行われるというようなことで、この25万 7,000円の
投票所借上料が見込まれておりますが、
知事選並びに初の小選挙区、比例区並びに裁判官の合わせて四つの投票が行われるということで、それなりのスペースが必要ではないかと思うのですが、
投票所確保についてまずお尋ねします。 それと
投票開票業務の関係にお尋ねしますが、先ほど申しましたように投票のまず混乱がないようにするわけでありますが、開票作業もスムーズに行われるために投票箱などはどういうふうになるのか。まず、投票する人の投票の混乱がないようにどのような順序でやる予定になっておりますか。また、投票箱は、先ほど申しましたように同一のものでいくのか、また
知事選と
衆議院と別にするのか、お尋ねをするものでありますし、また関連して開票立会人などは
知事選、
衆議院別々になるのではないかと思うのでありますが、開票所などの確保などについて、
選挙執行の内容なりについて説明をいただきたいと思います。
○議長(
名古屋保男君)
総務課長。 〔
総務課長 磯部七郎君登壇〕
◎
総務課長(
磯部七郎君) お答えをいたします。
投票所の確保についてでございますけれども、当初
知事選が10月13日というような報道がなされまして、私どもの方で各従前の
投票所を予約しておったのですが、その後20日に変更になりました。それに、さらに
衆議院がぶつかったわけでございますので、狭い
投票所もございますけれども、一応従前の
投票所で何とかなるというような考え方でおりましたが、ただ1箇所だけ
新潟小学校が改築中ということもありますし、一応ランチルームということになっていましたが、
文化祭等の関連で日程が変更できないということでございましたので、新潟公民館という形で告示になっております。あとの
投票所については、従前どおりということでございます。 それから、
衆議院の投票の順序というようなことでございますけれども、投票の順序といたしまして
衆議院の選挙区選挙、比例代表選挙と国民
審査が同時に投票用紙を交付するというようなことでございまして、1件、1件別々の投票用紙を出すことになりますので、混乱はないものと思いますし、こういうのにつきましても今後広報特集号で皆さんにお知らせする予定でございます。 それから、開票所につきましては、市役所大会議室を予定していましたが、ちょっと狭いというようなことで、
見附小学校体育館を借りる予定でおります。総合体育館が行事がございましてふさがっておりますので、今回初めてでございますけれども、
見附小学校体育館を使いたいというようなことでございます。 以上でございます。
○議長(
名古屋保男君) 4番、
渡辺みどり君。 〔4番
渡辺みどり君登壇〕
◆4番(
渡辺みどり君) 職員手当等のところで 885万 8,000円の時間外勤務手当というふうに
説明欄ではございますが、職員の皆さんの投票事務、それから開票事務、そして選管職員等の大変多忙な残業手当等がこの中に含まれているのだろうというふうに思いますが、投票事務、開票事務にそれぞれ何名の職員が該当し、そしてどれくらいの時間外手当をそれぞれ支出されるのか。また、選管事務職員の1月平均というのですか、この選挙期間中の残業実数がどれくらいになるのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(
名古屋保男君)
総務課長。 〔
総務課長 磯部七郎君登壇〕
◎
総務課長(
磯部七郎君) 最初に、投開票事務の人数でございますけれども、投票事務につきましては 210人ほどです。開票事務につきましては 170人、合わせて延べ 380人を予定しております。 それから、職員手当の関連でございますが、投票事務につきましておよそ 520万ほどです。それから、開票事務 140万円余ほどのことでございます。 それから、一般事務といいますか、投開票以外の選管職員というような形になりますが、 750時間程度を予定しております。 以上でございます。
○議長(
名古屋保男君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第80
号議案については、会議規則第37条第2項の規定により
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、第80
号議案については
委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「原案賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) これにて討論を終結いたします。 これより第80
号議案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第4 発議第 9号
消費税率引き上げ中止を求める
意見書の提出について 発議第10号
地方事務官制度の廃止に関する
意見書の提出について 発議第11号
道路特定財源確保に関する
意見書の提出について 発議第12号
林野公共事業の促進に関する
意見書の提出について 発議第13号 新たな「食料・農業・
農業基本法の制定」を求める
意見書の 提出について
○議長(
名古屋保男君) 日程第4、発議第9号から発議第13号を
一括議題といたします。
議案ごとに
提案理由の説明を求めます。 発議第9号及び発議第10号、12番、
北村明夫君。 〔12番
北村明夫君登壇〕
◆12番(
北村明夫君) 発議第9号
消費税率引き上げ中止を求める
意見書の提出についてご説明申し上げます。お手元の趣意書を朗読させていただきまして、説明にかえさせていただきます。 政府は、
平成9年4月から消費税率の5%引き上げを閣議決定したが、多くの国民は税率アップ反対の意思表示をしている。 とりわけ政府自身が取り組むべき行・財政改革の遅れなど課題は全く進展していない。 政府が自ら汗を流し、行・財政改革を進め、国民が納得できる条件整備がなされていない現状のなか、長期不況で苦しむ市民生活を根本から揺るがし、地域経済の発展に大きな障害となる税率アップを容認することはできません。 よって、政府は消費税率の引き上げを中止するよう強く求めるものである。 以上、
地方自治法第99条第2項の規定により内閣総理大臣並びに大蔵大臣に
意見書を提出するものでございます。 続きまして、発議第10号
地方事務官制度の廃止に関する
意見書の提出についてご説明申し上げます。 趣意書を朗読させていただく前に、地方事務官について一言ご説明申し上げた方がご理解いただけるものと思いますので、ご説明申し上げます。 都道府県の職員は、自治法の施行により原則として国家公務員たる身分から地方公務員の身分になりましたけれども、特定の国家事務に従事する職員については当分の間、なお国家公務員たる身分のままとされておるものでございます。特定の国家事務というのは、健康保険法、厚生年金保険法、船員保険法、厚生保険特別会計法、船員保険特別会計法、国民年金法及び国民年金特別会計の施行に関する事務、それから食料安定法、雇用保険法、労働保険の保険料の徴収に関する法律及び労働保険特別会計法の施行に関する事務でございまして、これらの事務は国の事務であり、都道府県知事に委託して行わせておりますけれども、統一的に処理しなければならない事務であるので、通常の機関委任事務と異なりまして、国家公務員たる身分を有する職員が行うこととしたものでございます。 それでは、趣意書を朗読して説明にかえさせていただきます。 社会保険、国民年金行政関係職員等のいわゆる
地方事務官制度は
地方自治法制定に際し暫定的な措置として導入されたもので、人事権と職務上の指揮監督権の不整合、同一行政機構内の地方公務員との間における労働条件等の差異があり極めて不合理な制度として50年近くもの永い間、変則的な運営がなされてきている。 このため、地方制度調査会等の廃止勧告を始め、関係各団体の多年にわたる改革要請により、政府もその改善について、しばしば閣議決定を行っているところであるが、未だに解決をみていないことは誠に遺憾である。 今日、高齢社会の進行とともに、社会保険行政が果たすべき役割は、
地方自治体にとってもますます重要となっており、福祉、保健衛生、地域医療、雇用行政等、都道府県と
市町村が連携を深め、総合的な社会保障行政の確立が求められている。 よって政府におかれては、速やかに
地方事務官制度を廃止し、その身分を地方に移管するとともに、適切な行財政措置を講ずるよう強く要望する。 以上、
地方自治法第99条第2項の規定により内閣総理大臣を初めとして関係各大臣に
意見書を提出するものでございます。 以上で説明を終わります。
○議長(
名古屋保男君) 発議第11号から発議第13号まで、16番、
関一二君。 〔16番 関 一二君登壇〕
◆16番(
関一二君) 発議第11号
道路特定財源確保に関する
意見書の提出についてご説明申し上げます。
道路特定財源確保に関する
意見書の内容については、朗読して説明にかえさせていただきます。 道路整備の促進は、「生活者の豊かさを支え」「活力ある地域づくり」を実現するための最も有効的な手段であり、今後とも高規格幹線道路から
市町村道に至る道路網の整備を強力に推進していく必要がある。 よって政府におかれては、道路整備の重要性を深く認識され、第11次道路整備五箇年計画の最終年度を迎えるに当り、事業の積極的な推進を図るとともに、そのための道路特定財源の確保を行うこと。 また、ガソリン税、軽油引取税、自動車取得税等の道路特定財源諸税の税率を堅持するとともに、地方の道路整備財源について充実強化されるよう強く要望する。 以上、
地方自治法第99条第2項の規定により
意見書を関係各大臣に提出するものでございます。 発議第12号
林野公共事業の促進に関する
意見書の提出についてご説明申し上げます。
林野公共事業の促進に関する
意見書については、内容を朗読して説明させていただきます。 森林は、木材等林産物の供給、国土の保全、水資源のかん養、自然環境の保全など国民生活に重要な役割を果たしている。 しかしながら、森林・林業を取り巻く環境は厳しく、広葉樹資源の整備・活用や雪国の地域性に適合した造林事業の拡充、森林整備の推進と森林施業の効率化を図り、山村の定住条件の改善に資する林道事業の推進が求められている。 また、当市は県の中央部に位置し、脆弱な地層と急峻な地形から土砂崩壊、地すべり、なだれ災害など山地に起因する災害が発生しやすい状況にあり治山事業のより一層の推進が求められている。 よって政府におかれては、
平成9年度から始まる「森林整備事業計画」及び「第9次治山事業五箇年計画」において現計画を大幅に上回る投資規模を確保し、林業の着実な発展と国土の保全など森林の持つ公益的機能を高度に発揮させるため、
林野公共事業を強力に推進されるよう強く要望する。 以上、
地方自治法第99条第2項の規定より
意見書を関係各大臣に提出するものであります。 発議第13号 新たな「食料・農業・
農業基本法の制定」を求める
意見書の提出についてご説明申し上げます。 新たな「食料・農業・
農業基本法の制定」を求める
意見書の内容について朗読させていただきます。 現在の「
農業基本法」は昭和36年に制定されて以来35年が経過したが、この間
我が国の農林漁業・農山村を取り巻く状況は、担い手の高齢化や後継者不足、生産基盤と生活基盤の整備の立ち遅れ、中山間地域を中心とした過疎化の進行、更にはガット・ウルグアイ・ラウンドの農業合意という新たな事態を迎えるなど大きく変化してきている。 一方、
我が国の穀物自給率は先進国の中でも極めて低い水準にあり、多くの食料を外国に依存している実態である。 よって政府におかれては、農業・農村が安定的継続的に発展していけるよう次の事項等を盛り込んだ、新たな農業・農村に関する基本法を制定されるよう強く要望する。 記1 食料自給率の維持向上を基本とした食料・農業・農村政策の確立2 国土環境の保全や地域経済の安定などの農業・農村の多面的機能の維持増進3 新たな国境措置の下での農産物の需給・価格安定のための措置4 国際化時代に対応した農業経営の体質強化や担い手育成のための措置5 中山間地域など条件不利地域への
我が国独自の所得補償制度の創設6 資源の有効利用による環境にやさしい農林水産業の推進7 上記の政策を総合的に推進するために必要な財源の確保 以上
地方自治法第99条第2項の規定により関係大臣に
意見書を提出するものでございます。 よろしくお願いいたします。
○議長(
名古屋保男君) これより
議案ごとに質疑に入ります。 まず、発議第9号に対して質疑はありませんか。 〔「
議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) 次に、発議第10号に対して質疑はありませんか。 〔「
議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) 次に、発議第11号に対して質疑はありませんか。 〔「
議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) 次に、発議第12号に対して質疑はありませんか。 〔「
議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) 次に、発議第13号に対して質疑はありませんか。 〔「
議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第9号から発議第13号までの5件については、会議規則第37条第2項の規定により
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、発議第9号から発議第13号までの5件についは、
委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「原案賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) これにて討論を終結いたします。 これより発議第9号から発議第13号までの5件を一括して採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第5 議員の
海外行政視察について
○議長(
名古屋保男君) 日程第5、議員の
海外行政視察についてを議題といたします。 お諮りいたします。ブラジルマイリンケ市親善訪問団に本市議会を代表して八木庄英君、小林克郎君、
北村明夫君の以上3名を派遣することとし、変更が生じた場合の措置については、議長に一任とすることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、
海外行政視察にはただいま指名いたしました3名を派遣することとし、変更が生じた場合の措置については、議長一任とすることに決定いたしました。
○議長(
名古屋保男君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 これにて
平成8年第3回
見附市議会
定例会を閉会いたします。 午前10時44分 閉 会...