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10月03日-委員長報告、質疑、討論、採決-03号

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  1. 見附市議会 1996-10-03
    10月03日-委員長報告、質疑、討論、採決-03号


    取得元: 見附市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    平成 8年 第3回(9月)定例会   平成8年第3回(9月)見附市議会定例会会議録(第3号) 〇議事日程 第3号平成8年10月3日(木曜日) 午前10時開議諸般報告第 1 議第65号 見附ガス供給条例の全部を改正する条例の制定について    議第69号 平成8年度見附一般会計補正予算(第2号)    議第70号 平成8年度見附国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)    議第71号 平成8年度見附下水道事業特別会計補正予算(第1号)    議第72号 平成8年度見附ガス事業会計補正予算(第1号)第 2 議第66号 平成7年度見附水道事業会計決算の認定について    議第67号 平成7年度見附ガス事業会計決算の認定について    議第68号 平成7年度見附病院事業会計決算の認定について第 3 議第80号 平成8年度見附一般会計補正予算(第3号)第 4 発議第 9号 消費税率引き上げ中止を求める意見書の提出について    発議第10号 地方事務官制度の廃止に関する意見書の提出について    発議第11号 道路特定財源確保に関する意見書の提出について    発議第12号 林野公共事業の促進に関する意見書の提出について    発議第13号 新たな「食料・農業・農業基本法の制定」を求める意見書の提出について第 5 議員の海外行政視察について 〇本日の会議に付した事件 議事日程と同じ 〇出席議員(21名)   1番   藤  川  佳  巳  君     2番   星     賢  一  君   3番   矢  沢  政  晴  君     4番   渡  辺  み ど り  君   5番   小  林  繁  男  君     6番   高  橋  清  治  君   7番   岡  村     律  君     8番   伴  内  勝  栄  君   9番   坂  井  喜  一  君    10番   岩  崎  録  衛  君  11番   八  木  庄  英  君    12番   北  村  明  夫  君  13番   菊  地  多 計 重  君    14番   小  林  克  郎  君  15番   名 古 屋  保  男  君    16番   関     一  二  君  17番   井  上  慶  輔  君    18番   佐  藤  数  幸  君  19番   田  崎  武  雄  君    20番   野  本  千  晴  君  22番   松  川  和  衛  君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者       市     長    大   塩   満   雄   君       収  入  役    笹   原   明   郎   君       企画調整 課 長    刈   谷       博   君       総 務 課 長    磯   部   七   郎   君       市 民 課 長    田   中       哲   君       税 務 課 長    寺   山       功   君       農 林 課 長    磯   部   冨 士 栄   君       商工振興 課 長    星   野   明   洋   君       建 設 課 長    小   池   正   司   君       保 健 課 長    星   野   善 二 郎   君       環境衛生 課 長    岡   木       茂   君       下 水 道 課 長    本   戸   富   明   君       会 計 課 長    佐   野   三   男   君       社 会 福 祉                  徳   橋   和   之   君       事 務 所 長        働く婦人の家                  佐   野   佐 平 治   君       館     長        成人病センター                  柳   原   哲   映   君       病 院 事 務 長        ガス水道局参事    高   山   芳   徳   君       消  防  長    小   熊   辰 三 郎   君       教 育 委 員 会                  高   橋   孝   男   君       教  育  長        教 育 委 員 会        事  務  局    山   本   俊   一   君       庶 務 課 長        教 育 委 員 会       事  務  局    保   科   博   昭   君       学校教育 課 長        教 育 委 員 会       事  務  局    井   口   増   一   君       生涯学習 課 長        教 育 委 員 会       事  務  局    徳   高   富   夫   君       社会体育 課 長        監 査 委 員    嶋   田       實   君       監 査 委 員                  佐   藤   昭   治   君       事 務 局 長        農 業 委 員 会                  小   林   守   助   君       事 務 局 長  〇事務局職員出席者       事 務 局 長    稲   田       篤   君       参     事    小   林   幸   英   君       議 事 係 長    池   田   栄   司   君               午前10時00分  開 議 ○議長(名古屋保男君) これより本日の会議を開きます。 現在の出席議員21名、全員であります。 △諸般の報告 ○議長(名古屋保男君) 最初に、諸般の報告をいたします。 本定例会において付託した議案について、常任委員長及び決算特別委員長から審査報告書が提出されておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、追加議案として市長から1件及び議員から意見書案が5件提出されておりますので、後ほどご審議をお願いいたします。 以上をもって諸般の報告を終わります。 △日程第1 議第65号 見附ガス供給条例の全部を改正する条例の制定について      議第69号 平成8年度見附一般会計補正予算(第2号)      議第70号 平成8年度見附国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議第71号 平成8年度見附下水道事業特別会計補正予算(第1号)      議第72号 平成8年度見附ガス事業会計補正予算(第1号) ○議長(名古屋保男君) 日程第1、第65号議案及び第69号議案から第72号議案までを一括議題といたします。 各委員会における付託議案審査の結果について、委員長報告を求めます。 総務文教委員会委員長、12番、北村明夫君。              〔12番 北村明夫君登壇〕 ◆12番(北村明夫君) ただいま議題となっております議案中、本委員会に付託されました議案につきまして、審査の経過及び結果をご報告申し上げます。 本委員会は、去る9月26日午前10時から委員会室において開会し、委員8名全員出席のもとに審査に当たりました。 本会議における説明等を参考に、慎重審査の結果、議第69号 平成8年度見附一般会計補正予算(第2号)中、歳入全款、歳出第2款総務費、第9款消防費、第10款教育費地方債補正については賛否両論があり、起立採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって委員長報告を終わります。 ○議長(名古屋保男君) 厚生企業委員会委員長、7番、岡村律君。              〔7番 岡村 律君登壇〕 ◆7番(岡村律君) ただいま議題となっております議案中、本委員会に付託されました議案につきまして、審査の経過及び結果をご報告申し上げます。 本委員会は、去る9月27日午前10時から委員会室において開会し、委員6名全員出席のもとに審査に当たりました。各議案とも本会議における説明等を参考に、慎重審査の結果、議第65号 見附ガス供給条例の全部を改正する条例の制定については賛否両論があり、起立採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 また、議第69号 平成8年度見附一般会計補正予算(第2号)中、歳出第3款民生費、議第70号 平成8年度見附国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議第72号 平成8年度見附ガス事業会計補正予算(第1号)の3件については、いずれも妥当なるものと認め、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって委員長報告を終わります。 ○議長(名古屋保男君) 産業建設委員会委員長、16番、関一二君。              〔16番 関 一二君登壇〕 ◆16番(関一二君) ただいま議題となっております議案中、本委員会に付託されました議案につきまして、審査の経過及び結果をご報告申し上げます。 本委員会は、去る9月27日午後1時30分から委員会室において開会し、委員7名全員出席のもとに審査に当たりました。各議案とも本会議における説明等を参考に、慎重審査の結果、議第69号 平成8年度見附一般会計補正予算(第2号)中、歳出第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、議第71号 平成8年度見附下水道事業特別会計補正予算(第1号)、以上2件につきましては、いずれも妥当なるものと認め、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもって委員長報告を終わります。 ○議長(名古屋保男君) ただいまの委員長報告に対して質疑はありませんか。              〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 4番、渡辺みどり君。              〔4番 渡辺みどり君登壇〕 ◆4番(渡辺みどり君) ただいま上程されております議案中、議第65号 見附ガス供給条例の全部を改正する条例の制定について、議第69号 平成8年度見附一般会計補正予算(第2号)について反対の立場で討論をいたします。 地方自治体及びその長は、憲法の定めるところにより、そこに住む住民の命と暮らしを守ることを根幹に、教育、福祉の向上に努めなければならないと定めております。議第65号の条例改正は、総務庁の行政監査に基づく勧告により、通産省からの各事業者に対して新しい料金制度への移行を指導されたことにより、ガス料金を改正するものだとしておりますが、当市のガス事業地方公営企業法により事業展開されておるものです。第1点は、通産省行政指導として料金改正仕組みの中に組み込まなければならない状況とされることは、今日地方分権を推進し、地方自治に主体性を持たせるとしている流れに反するものであります。 第2点は、この料金改正により当市ガス需要家約1万 2,000件のうち、各月平均で 6,500から 7,000件強、約60%強が現行条例料金より値上げになり、しかも低所得者層ほど重い値上げになるということです。これは、地方公営企業法第3条、「地方公営企業は、常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進するように運営されなければならない」というものに反するものです。 第3点は、2部料金制度の導入は今後のガス事業の拡大においてその設備費の負担、また原ガス供給において受益者負担増になる仕組みであると指摘されている点でもあります。 次に、一般会計補正予算中、第10款教育費に関する予算において、小学校養護学校9校一斉にフッ素洗口を行うための需用費についてであります。フッ素洗口については、本会議の一般質問及び委員会の質疑においての論議を踏まえ、虫歯予防フッ素洗口に頼らずとも十分にできることが市内の小学校でも実践されていること。また、全国的には全児童の1%しかフッ素洗口をしていないこと。そして用いる薬剤が劇薬であり、薬害の危険性が懸念されていること。また、学校現場ではいじめ問題や病原性大腸菌O 157に端を発した衛生安全対策等で教師の多忙化に拍車がかかり、教育的配慮に欠けるものであります。学校での集団でのフッ素洗口は、実施すべきものではないと考えます。したがって、本予算フッ素洗口に関する予算を削除を求めるものであります。 よって、この2上程議案について反対をいたす討論といたします。 ○議長(名古屋保男君) 13番、菊地多計重君。              〔13番 菊地多計重君登壇〕 ◆13番(菊地多計重君) ただいま議題となっております議案中、議第65号 見附ガス供給条例の全部を改正する条例の制定について並びに議第69号 平成8年度見附一般会計補正予算(第2号)について、一括して賛成の立場で討論いたします。 このたびのガス供給条例の全部改正については、通商産業省の指導により全国のすべてのガス事業者が新しいガス料金制度に移行することとなったため、これに伴い見附市も現行のブロック料金制を、より原価負担の公平が図れる複数2部料金制に変更しなければならなくなったということであります。ガス料金全体を見ると、市当局のご努力により引き下げの料金改定となるものでございます。また、生活保護世帯等に対するガス料金軽減措置も実施されるということでございますし、参考資料料金表を見ますと、少量のガス使用者の皆さんの料金についても考慮がなされていると思います。この新料金制度に伴う料金改定については、冒頭に申しましたとおり国の指導により全国のすべてのガス事業者が実施することになったというものでございますので、見附市だけ実施しないというわけにはいかないと思うのであります。 よって、この見附ガス供給条例の全部を改正する条例の制定について賛成をするものであります。 続きまして、議第69号 平成8年度見附一般会計補正予算について、特にフッ素洗口の実施ということで予算が盛られておりますが、これについて私の賛成の意見を述べさせていただきます。ただいま我が国は、世界一を誇る長寿国であり、大変喜ばしいことであります。しかし、健康で質の高い楽しい生活を送るには、まず何よりも健康で、しかも丈夫な歯が必要であり、大切なことであります。そこで、我が国では国を挙げ、特に厚生省や歯科医師会、大学の歯科専門研究機関初めいろいろな歯科団体が中心となって8020運動、いわゆる人間80歳になっても健康であり、自分の歯を20本を持って、食事のときには何でもかめる快適な食生活を送ることを目的に、8020運動は積極的に推進されておりますことはご承知のことと思います。 しかし、昨今の日本の子供たちは、世界各国子供たちに比べて、非常に虫歯が多いことがWHO、すなわち世界保健機構の調査で判明しております。世界の長寿国であり、しかも経済大国日本と言われる国際社会の中で、日本の子供たちには特に4歳から16歳ぐらいまでの歯の成長に一番大切な時期に虫歯が多く、日本の子供の口が危ないとさえ言われておるところであります。虫歯に対する予防が大きく遅れているとも言われております。虫歯は、専門歯科医の高度な治療技術により、痛くなる前に早く治そうという治療の時代を経て、これからは虫歯にならないようにするという予防の時代と言われております。虫歯予防は、正しい歯磨きの励行と甘味の適正摂取に加えて、フッ素の応用が最も効果的であると言われております。 フッ素洗口フッ素利用方法は、簡単でしかも安全であり、虫歯から歯を守るに効果的であることから、あらゆる専門機関や学会で認められ、推奨されているところであります。WHOを初めFDl、すなわち国際歯科連盟アメリカ、イギリスなどの欧米先進諸国の93カ国、世界の 150以上の専門機関や団体がフッ素利用を強く推奨していることは、皆様方も十分ご承知のことと思います。また、虫歯の予防に世界各国ではさまざまな方法が用いられております。例えば水道水フッ素化38カ国、フッ素洗口方法またはフッ素溶液での歯磨き81カ国、フッ素塗布84カ国、フッ素入り歯磨き剤97カ国、その他フッ素錠剤など利用67カ国、食塩にフッ素を添加は22カ国という状況であります。 微量のフッ素がいつも私たちの口腔内に存在することが、歯の質を強化し、虫歯になりにくくするばかりでなく、虫歯の初期の状態から健康な歯の状態へと回復する効果があると言われております。また、フッ素は非常に危険だと反対者は言われておられますが、フッ素は特別なものではなく、海水や人体に含まれている元素であり、我々が毎日飲んでいるお茶や紅茶、また日常食べている海産物に非常に多く入っており、海の幸、山の幸に必ずフッ素成分が含まれております。私たちの口にほとんど毎日入っておりますこのフッ素を、私たちは毎日食べ物から約1ミリグラムから2ミリのフッ素をとっており、人体に含まれるフッ素の割合は鉄よりも多い構成元素であり、世界の専門の学会や機関がフッ素を人体の必須栄養素と認めております。 反対者が言われる安全性でありますが、虫歯予防フッ素洗口については、全く問題はないと言われております。もし誤って一度に多量のフッ素洗口液を飲み込んだ場合は、確かに吐き気や悪心などの症状があると言われておりますが、例えば体重20キログラムの子供の場合、40ミリグラム以上を一度に飲み込んだ場合であり、仮に週1回法の場合の1人分のフッ素洗口液フッ素は9ミリグラムであり、万が一誤って飲み込んでも、害や症状は全くないと言われております。県内のフッ素洗口は、1970年より小学校で実施され、その後県の虫歯半減運動及びヘルシースマイル2000プランの歯科保健対策事業により、1995年には県内 112市町村中既に89カ所で実施されております。ちなみに1995年の12歳児のう歯ランキングを見ますと、1人平均永久歯虫歯本数は、残念ながら我が見附市は 112市町村のうち94位で、3.66本の虫歯があるという数字が出ております。 これらを考えても一日も早いフッ素洗口が必要であり、ぜひ実施すべきと考えています。フッ素洗口強制実施でなく、あくまでも希望者のみが行うが、希望しない児童も一緒にうがいだけは行うということであり、何も差別やいじめの原因になるとは考えられません。また、それがために過去いじめやそういうようなことで問題があったなどとは聞いたことがありません。平成8年1月22日から、市内各小学校で教職員への説明会が持たれ、十分納得され、質問も多く出たが、それぞれ専門の方々より説明があり、理解されたと聞いております。その後PTA並びに保護者の方々への説明もあり、ご理解いただいた上での実施であり、何ら問題はないと確信いたしております。 一日も早く実施され、子供たち虫歯フッ素洗口の実施で現在の半分以下、もしくはほとんどなくなることを期待いたし、賛成討論といたします。 なお、O 157についてもご当局は大変努力をされております。よって、私はこの二つの議案について賛成をいたすものであります。どうか議会におかれましてもよろしくお願いいたします。 以上で賛成討論を終わります。 ○議長(名古屋保男君) これにて討論を終結いたします。 これより本案を採決いたします。 議題のうち、まず第65号議案及び第69号議案の2件を一括して起立により採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(名古屋保男君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、第70号議案から72号議案までの3件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第2 議第66号 平成7年度見附水道事業会計決算の認定について      議第67号 平成7年度見附ガス事業会計決算の認定について      議第68号 平成7年度見附病院事業会計決算の認定について
    ○議長(名古屋保男君) 日程第2、第66号議案から第68号議案までを一括議題といたします。 お諮りいたします。本案については、19名の委員による特別委員会審査いただきましたので、委員長報告、質疑及び討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、本案については委員長報告、質疑及び討論を省略することに決定いたしました。 これより第66号議案から第68号議案までの3件を一括して採決いたします。 本案に対する委員会審査報告書は、お手元に配付のとおり認定すべきものであります。本案は委員会審査報告書のとおり決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり認定されました。 △日程第3 議第80号 平成8年度見附一般会計補正予算(第3号) ○議長(名古屋保男君) 日程第3、第80号議案を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務課長。              〔総務課長 磯部七郎君登壇〕 ◎総務課長磯部七郎君) 議第80号 平成8年度見附一般会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 ご承知のように9月27日に衆議院が解散されまして、10月8日公示、20日投票という日程で総選挙が実施されることになりました。この選挙執行のための経費につきまして、新たに予算措置が必要となりましたので、急遽本件補正予算をご提案申し上げるものでございます。 条文の第1条におきまして、歳入歳出予算にそれぞれ 1,620万円を追加いたしまして、予算の総額をそれぞれ 148億 7,700万円とするものでございます。 3ページの事項別明細書をごらんいただきたいと思います。歳入といたしまして、県を通して配分される交付金の額を 1,620万円と見込んでおります。 次に、4ページの歳出でございますが、衆議院議員選挙費といたしまして、交付金収入と同額の 1,620万円を計上いたしております。経費の内訳等につきましては、説明欄に記載のとおりでございます。ごらんをいただきたいと思います。 以上で説明を終わります。 ○議長(名古屋保男君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 18番、佐藤数幸君。              〔18番 佐藤数幸君登壇〕 ◆18番(佐藤数幸君) 新しい選挙法で初めて施行されるので、若干お尋ねをいたします。 私がお尋ねするのは、14節使用料及び賃借料と18節の備品購入費に関連してお尋ねするものでありますが、10月20日は秋の行事の日程で、私が承知している新潟小学校でも文化祭で使用されて、投票所が公民館で行われるというようなことで、この25万 7,000円の投票所借上料が見込まれておりますが、知事選並びに初の小選挙区、比例区並びに裁判官の合わせて四つの投票が行われるということで、それなりのスペースが必要ではないかと思うのですが、投票所確保についてまずお尋ねします。 それと投票開票業務の関係にお尋ねしますが、先ほど申しましたように投票のまず混乱がないようにするわけでありますが、開票作業もスムーズに行われるために投票箱などはどういうふうになるのか。まず、投票する人の投票の混乱がないようにどのような順序でやる予定になっておりますか。また、投票箱は、先ほど申しましたように同一のものでいくのか、また知事選衆議院と別にするのか、お尋ねをするものでありますし、また関連して開票立会人などは知事選衆議院別々になるのではないかと思うのでありますが、開票所などの確保などについて、選挙執行の内容なりについて説明をいただきたいと思います。 ○議長(名古屋保男君) 総務課長。              〔総務課長 磯部七郎君登壇〕 ◎総務課長磯部七郎君) お答えをいたします。 投票所の確保についてでございますけれども、当初知事選が10月13日というような報道がなされまして、私どもの方で各従前の投票所を予約しておったのですが、その後20日に変更になりました。それに、さらに衆議院がぶつかったわけでございますので、狭い投票所もございますけれども、一応従前の投票所で何とかなるというような考え方でおりましたが、ただ1箇所だけ新潟小学校が改築中ということもありますし、一応ランチルームということになっていましたが、文化祭等の関連で日程が変更できないということでございましたので、新潟公民館という形で告示になっております。あとの投票所については、従前どおりということでございます。 それから、衆議院の投票の順序というようなことでございますけれども、投票の順序といたしまして衆議院の選挙区選挙、比例代表選挙と国民審査が同時に投票用紙を交付するというようなことでございまして、1件、1件別々の投票用紙を出すことになりますので、混乱はないものと思いますし、こういうのにつきましても今後広報特集号で皆さんにお知らせする予定でございます。 それから、開票所につきましては、市役所大会議室を予定していましたが、ちょっと狭いというようなことで、見附小学校体育館を借りる予定でおります。総合体育館が行事がございましてふさがっておりますので、今回初めてでございますけれども、見附小学校体育館を使いたいというようなことでございます。 以上でございます。 ○議長(名古屋保男君) 4番、渡辺みどり君。              〔4番 渡辺みどり君登壇〕 ◆4番(渡辺みどり君) 職員手当等のところで 885万 8,000円の時間外勤務手当というふうに説明欄ではございますが、職員の皆さんの投票事務、それから開票事務、そして選管職員等の大変多忙な残業手当等がこの中に含まれているのだろうというふうに思いますが、投票事務、開票事務にそれぞれ何名の職員が該当し、そしてどれくらいの時間外手当をそれぞれ支出されるのか。また、選管事務職員の1月平均というのですか、この選挙期間中の残業実数がどれくらいになるのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(名古屋保男君) 総務課長。              〔総務課長 磯部七郎君登壇〕 ◎総務課長磯部七郎君) 最初に、投開票事務の人数でございますけれども、投票事務につきましては 210人ほどです。開票事務につきましては 170人、合わせて延べ 380人を予定しております。 それから、職員手当の関連でございますが、投票事務につきましておよそ 520万ほどです。それから、開票事務 140万円余ほどのことでございます。 それから、一般事務といいますか、投開票以外の選管職員というような形になりますが、 750時間程度を予定しております。 以上でございます。 ○議長(名古屋保男君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第80号議案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、第80号議案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。              〔「原案賛成」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) これにて討論を終結いたします。 これより第80号議案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第4 発議第 9号 消費税率引き上げ中止を求める意見書の提出について      発議第10号 地方事務官制度の廃止に関する意見書の提出について      発議第11号 道路特定財源確保に関する意見書の提出について      発議第12号 林野公共事業の促進に関する意見書の提出について      発議第13号 新たな「食料・農業・農業基本法の制定」を求める意見書の             提出について ○議長(名古屋保男君) 日程第4、発議第9号から発議第13号を一括議題といたします。 議案ごとに提案理由の説明を求めます。 発議第9号及び発議第10号、12番、北村明夫君。              〔12番 北村明夫君登壇〕 ◆12番(北村明夫君) 発議第9号 消費税率引き上げ中止を求める意見書の提出についてご説明申し上げます。お手元の趣意書を朗読させていただきまして、説明にかえさせていただきます。 政府は、平成9年4月から消費税率の5%引き上げを閣議決定したが、多くの国民は税率アップ反対の意思表示をしている。 とりわけ政府自身が取り組むべき行・財政改革の遅れなど課題は全く進展していない。 政府が自ら汗を流し、行・財政改革を進め、国民が納得できる条件整備がなされていない現状のなか、長期不況で苦しむ市民生活を根本から揺るがし、地域経済の発展に大きな障害となる税率アップを容認することはできません。 よって、政府は消費税率の引き上げを中止するよう強く求めるものである。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により内閣総理大臣並びに大蔵大臣に意見書を提出するものでございます。 続きまして、発議第10号 地方事務官制度の廃止に関する意見書の提出についてご説明申し上げます。 趣意書を朗読させていただく前に、地方事務官について一言ご説明申し上げた方がご理解いただけるものと思いますので、ご説明申し上げます。 都道府県の職員は、自治法の施行により原則として国家公務員たる身分から地方公務員の身分になりましたけれども、特定の国家事務に従事する職員については当分の間、なお国家公務員たる身分のままとされておるものでございます。特定の国家事務というのは、健康保険法、厚生年金保険法、船員保険法、厚生保険特別会計法、船員保険特別会計法、国民年金法及び国民年金特別会計の施行に関する事務、それから食料安定法、雇用保険法、労働保険の保険料の徴収に関する法律及び労働保険特別会計法の施行に関する事務でございまして、これらの事務は国の事務であり、都道府県知事に委託して行わせておりますけれども、統一的に処理しなければならない事務であるので、通常の機関委任事務と異なりまして、国家公務員たる身分を有する職員が行うこととしたものでございます。 それでは、趣意書を朗読して説明にかえさせていただきます。 社会保険、国民年金行政関係職員等のいわゆる地方事務官制度地方自治法制定に際し暫定的な措置として導入されたもので、人事権と職務上の指揮監督権の不整合、同一行政機構内の地方公務員との間における労働条件等の差異があり極めて不合理な制度として50年近くもの永い間、変則的な運営がなされてきている。 このため、地方制度調査会等の廃止勧告を始め、関係各団体の多年にわたる改革要請により、政府もその改善について、しばしば閣議決定を行っているところであるが、未だに解決をみていないことは誠に遺憾である。 今日、高齢社会の進行とともに、社会保険行政が果たすべき役割は、地方自治体にとってもますます重要となっており、福祉、保健衛生、地域医療、雇用行政等、都道府県と市町村が連携を深め、総合的な社会保障行政の確立が求められている。 よって政府におかれては、速やかに地方事務官制度を廃止し、その身分を地方に移管するとともに、適切な行財政措置を講ずるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により内閣総理大臣を初めとして関係各大臣に意見書を提出するものでございます。 以上で説明を終わります。 ○議長(名古屋保男君) 発議第11号から発議第13号まで、16番、関一二君。              〔16番 関 一二君登壇〕 ◆16番(関一二君) 発議第11号 道路特定財源確保に関する意見書の提出についてご説明申し上げます。 道路特定財源確保に関する意見書の内容については、朗読して説明にかえさせていただきます。 道路整備の促進は、「生活者の豊かさを支え」「活力ある地域づくり」を実現するための最も有効的な手段であり、今後とも高規格幹線道路から市町村道に至る道路網の整備を強力に推進していく必要がある。 よって政府におかれては、道路整備の重要性を深く認識され、第11次道路整備五箇年計画の最終年度を迎えるに当り、事業の積極的な推進を図るとともに、そのための道路特定財源の確保を行うこと。 また、ガソリン税、軽油引取税、自動車取得税等の道路特定財源諸税の税率を堅持するとともに、地方の道路整備財源について充実強化されるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を関係各大臣に提出するものでございます。 発議第12号 林野公共事業の促進に関する意見書の提出についてご説明申し上げます。 林野公共事業の促進に関する意見書については、内容を朗読して説明させていただきます。 森林は、木材等林産物の供給、国土の保全、水資源のかん養、自然環境の保全など国民生活に重要な役割を果たしている。 しかしながら、森林・林業を取り巻く環境は厳しく、広葉樹資源の整備・活用や雪国の地域性に適合した造林事業の拡充、森林整備の推進と森林施業の効率化を図り、山村の定住条件の改善に資する林道事業の推進が求められている。 また、当市は県の中央部に位置し、脆弱な地層と急峻な地形から土砂崩壊、地すべり、なだれ災害など山地に起因する災害が発生しやすい状況にあり治山事業のより一層の推進が求められている。 よって政府におかれては、平成9年度から始まる「森林整備事業計画」及び「第9次治山事業五箇年計画」において現計画を大幅に上回る投資規模を確保し、林業の着実な発展と国土の保全など森林の持つ公益的機能を高度に発揮させるため、林野公共事業を強力に推進されるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条第2項の規定より意見書を関係各大臣に提出するものであります。 発議第13号 新たな「食料・農業・農業基本法の制定」を求める意見書の提出についてご説明申し上げます。 新たな「食料・農業・農業基本法の制定」を求める意見書の内容について朗読させていただきます。 現在の「農業基本法」は昭和36年に制定されて以来35年が経過したが、この間我が国の農林漁業・農山村を取り巻く状況は、担い手の高齢化や後継者不足、生産基盤と生活基盤の整備の立ち遅れ、中山間地域を中心とした過疎化の進行、更にはガット・ウルグアイ・ラウンドの農業合意という新たな事態を迎えるなど大きく変化してきている。 一方、我が国の穀物自給率は先進国の中でも極めて低い水準にあり、多くの食料を外国に依存している実態である。 よって政府におかれては、農業・農村が安定的継続的に発展していけるよう次の事項等を盛り込んだ、新たな農業・農村に関する基本法を制定されるよう強く要望する。                     記1 食料自給率の維持向上を基本とした食料・農業・農村政策の確立2 国土環境の保全や地域経済の安定などの農業・農村の多面的機能の維持増進3 新たな国境措置の下での農産物の需給・価格安定のための措置4 国際化時代に対応した農業経営の体質強化や担い手育成のための措置5 中山間地域など条件不利地域への我が国独自の所得補償制度の創設6 資源の有効利用による環境にやさしい農林水産業の推進7 上記の政策を総合的に推進するために必要な財源の確保 以上地方自治法第99条第2項の規定により関係大臣に意見書を提出するものでございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(名古屋保男君) これより議案ごとに質疑に入ります。 まず、発議第9号に対して質疑はありませんか。              〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) 次に、発議第10号に対して質疑はありませんか。              〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) 次に、発議第11号に対して質疑はありませんか。              〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) 次に、発議第12号に対して質疑はありませんか。              〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) 次に、発議第13号に対して質疑はありませんか。              〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第9号から発議第13号までの5件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、発議第9号から発議第13号までの5件についは、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。              〔「原案賛成」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) これにて討論を終結いたします。 これより発議第9号から発議第13号までの5件を一括して採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第5 議員の海外行政視察について ○議長(名古屋保男君) 日程第5、議員の海外行政視察についてを議題といたします。 お諮りいたします。ブラジルマイリンケ市親善訪問団に本市議会を代表して八木庄英君、小林克郎君、北村明夫君の以上3名を派遣することとし、変更が生じた場合の措置については、議長に一任とすることにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(名古屋保男君) ご異議なしと認めます。 よって、海外行政視察にはただいま指名いたしました3名を派遣することとし、変更が生じた場合の措置については、議長一任とすることに決定いたしました。 ○議長(名古屋保男君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 これにて平成8年第3回見附市議会定例会を閉会いたします。              午前10時44分  閉 会...